伊藤彦造画集 伊藤彦造
伊藤彦造画集 伊藤彦造 講談社
1974年4月1日初版発行
定価6500円
今回は本のサイズが大きくて自宅のスキャナーではおさまらなかったので写真でお送りします。
上の写真は絵が印刷された函です。
ダンボールの函(筒状になっているのでこの呼び名が正しいかは分からない)がついていて、いつもはこれをさらにかぶせて収納しています。
本体はこちら。布張りで、ビニール製のカバーもついています。
私が所有しているのは第五刷だからかもしれませんが、カラーページでちょっと色がずれているというか、ぶれたような感じになっている箇所が一部あります。
伊藤彦造は大好きな挿絵画家のひとりです。
角兵衛獅子の頃のちょっとアクのつよい画風の頃も好きですし、後期の流麗なペンタッチも好きです。
あのペンタッチは、本当にどうやったらあんな美しい線がひけるのか不思議で仕方ない。
絵を描くときにほとんど下書きをしない読んだこともあるし、ますます不思議だ。
日頃の研鑽の賜物なのでしょうね。
鋭い、鬼気迫る感のある絵がいいです。
2014年1月3日から弥生美術館で「生誕110年 降臨!神業絵師 伊藤彦造という男 ペン一本で極めた挿絵道」と題して伊藤彦造の展覧会が開催されるようです。
これは絶対見に行かなくては!と、今から思っております。